演劇の中で演出的にマジックを用いる事があります。
そもそもが魔法やマジックを題材にしたお芝居の中で行う場合もありますし、
そうでない場合でも演出効果としてマジックを使用する事があります。

わかりやすい所で言うと何もない所から人が出たり消えたり、宙に浮いたり、といった部分を、
マジックを使って再現する場合があります。

もう少し規模が小さい場合は物が消えたり出たり、持っている物がいつの間にか別の物に変化したり、
といった事もマジック的手法を使う場合があります。
こうした場合に特定の役者さんにマジックを指導したり、
劇団の方と一緒になって演劇内で使用するマジックを考えたりする事があります。

マジック自体も舞台やステージで演じられる事が多いので簡単そうに思えますが、
実際は演劇内でマジックを使用するのは意外と難しい要素が多いです。
いわゆる「第四の壁」というものが演劇にはありますが、マジックには基本的にはありません。
簡単にいえば、演劇の場合、劇中人物は観客がいないという前提で演技をしますが、
マジシャンは観客がいるという前提でマジックをします。
その為、観客がいない前提で通常のマジックをすると、非常に伝わりづらい演技になってしまいます。

マジシャンが通常観客に行うアピール方法を、どのように変換するかという事が演劇内でマジックを行う際の鍵となります。

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