「学校のマジック係になったので」という理由でお子様を連れてマジックを習いに来る方が時々いらっしゃいます。

私が小学生の頃はマジック係なんて聞いた事もなかったですが、
最近ではいくつもの学校であるようです。
しかし、学校の教室でマジックを行う、というのは実は結構ハードルが高いです。

■道具に制限がある

マジックでは様々な道具を使いますが、演じる場所が学校なので、持っていける物に制限があることが多いです。
当然、生き物や火気を使用するものは難しいでしょうし、お金なども禁止されているかもしれません。
既製品のマジック道具がNGという学校もありますし、トランプさえダメ、という事もあります。

■服装に制限がある

マジックは大人の男性が演じる事を前提としたものが多いです。
古くは燕尾服にシルクハット、というのがマジシャンのイメージでしたが、
少なくとも長袖のジャケットを着ていないとやりづらいマジック、というのも多いです。
学校のマジック係がジャケットを着る、というのはなかなか難しいでしょうから、
服装の面でもどんなマジックが良いかを考える必要があります。

■手の大きさ

マジック係があるのは小学校の事が多いですが、小学生といっても低学年と高学年で手の大きさが全然違います。

高学年くらいになれば手の大きさ的には多くのマジックが出来るようになりますが、
低学年の場合、まだまだ手が小さいお子様が多い為、やりづらいマジックも多いです。
手の大きさ的に出来ないマジックをいくら練習しても、成功は望めません。

■大人数に向けて見せる必要がある

マジックには少人数に近くで見せるものと、大人数に向けて見せるものがあります。
学校の教室で演じる場合は、数十人に見せる事になるので、手元で小さくやっていても見えません。
大人数に見せる為には適切なマジックの選定と、大人数相手に見せる見せ方を考える必要があります。

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